施工事例WORKS
010軽井沢Tさんの家
- 所在地
- 長野県軽井沢町
- 家族構成
- 夫婦(50代)
- 延床面積
- 124m2 (37坪)
- 工事期間
- 一戸建ての住宅(別荘)
- 用途
- 木造 / 2F
- 構造規模
- ゆるやかな傾斜
- 敷地環境
- 6ヶ月
SCENE
外観の様子
大きな箱と小さいな箱が重なり合って。。。アプローチからのアイストップとして、主張しすぎず、環境に馴染むようにランドマークとなる岐立したデザインにしています。外壁はダークブラウンの落ち着いた板張りで、白をポイントできかせています。
外観
大きい箱と小さい箱。白と縦のスリットが特徴です。
LDK。
床はダークブラウン濃い色で、外壁に合わせています。これはデッキへと続く外への広がりをもたせていきます。壁や家具には明るい白木で、やさしい表現としてます。こういう合わせ方って、デザイナーっぽくて、よいでしょう。。。(笑)ところで、この床材。。。着色しているわけではありません。床暖房用のフローリングにするため、極限まで乾燥させていって、その過程でこの木がもっている糖分が黒くしています。もともとは白っぽい木なんですけど、おもしろいですね。
キッチン。
コンロ側を手前にしているのが特徴です。バーベQグリルもついて、食べながら、飲みながら!単なるステンレス・カウンターにしないで、木口に木を見せることで、テーブルの延長としても、やさしいデザインを心がけました。レンジフードもオリジナルです。既製品と比べで、結構大きいはずなのですが、ボリュームを感じさせませんね。
階段
キャンティレバーの階段も見せ場のひとつ!くねくね折れていく軽快なデザインでスッキリと。キャティレバーですが、かなりがっちり。縦材がかなり利いてます!
キッチン。
「景色がごちそう」は建て主の方の名言です!デッキが完成して、つながっていくと、かなりよいと思います。
暖炉。
コンクリートに鉄板の笠をのせただけのストーブ。敬愛する吉村先生式です。コーナーにもっていったところが憎いしょう。キッチンからも火が見えるし。
浴室廻り。
引込戸で、半露天風呂。気持ちよさそうですねぇ!!
トイレ手洗い。
白と木の組み合わせ。トイレの手洗いにいたるまで、デザインを統一しています。こうすることで、全体の雰囲気がしっくりと馴染んでいくんです。心も落ち着きます
ガラス
ガラスの効果的な使い方。アイストップとなるところに、入れておくと、外の環境がよいところでは気持ちよいですね。目の行き止まりもできませんので、視覚的な効果(広がり)も大です。
2階
娘さんたち家族やお客さんが来たときの寝室です。コンパクトな家ですが、視覚的につなげることで、すっきり広く見せています。
吹抜。
外観
なかなかよい雰囲気に仕上がりました!緑豊かなこの環境に映える?しっとりと馴染むと思います。お天気がよいと、よかったんですが。写真がどんよりしてますねぇ。
LDK
床を濃い色にして、デッキ(外壁の色)とのつながりを出していきます。それ以外の木はナチュラルにやわらかい感じで、重たくならないようにしています。こういうカラーコーディネートは、デザイナー(笑)っぽくて、いいですね。これもお天気がよいと、電球の色を拾わないので、より感じが出ると思います。ダイニングテーブルもYチェアに合わせて製作。丸脚にしてみました。
キッチン
手前がコンロ。グリルで焼きながら、お食事を。考えただけで、楽しそうです。そんなとき、ただのステンレスカウンターでは硬すぎると、木の天板に薄いステンレスをのせて、硬質な感じをやわらげています。シンク側はカウンターをステンレス、吊戸を木にしています。こちらも硬すぎないデザインで。白、木、ステンレス。
リビング
デッキが完成すると、より外へのつながりが出てきて、より広がりを感じると思います。
階段と2階
キャンティレバーの階段でスッキリと。2階からの抜けも最高です。
暖炉
コンクリートにフードをのせただけの暖炉です。敬愛する吉村先生式です。コーナーのデザインにしているのが特徴です。カウンターはオーディオラックに。その下は薪置場に。
洗面
キッチンや下足入とデザインを合わせて。プロポーションもきれいにキまりました!
浴室とトイレ手洗い
お風呂に入るのが、楽しみですねぇ!トイレの手洗いも白と木で、デザインに統一感を出しています。
外観
外壁の塗装もほぼ完了!シックな感じに仕上がって、いよいよ雰囲気が出てきました。アプローチからの感じもよいと思います!!ダークブラウンの板張の中で、白を利かせてます!
室内
キッチンや下足入、洗面、トイレ手洗い。テイストを合わせておきたいところ。。。養生されているので、分かりにくいかもしれませんが、それは完成写真の方を楽しみに。
外観
外壁の板が張られました。板が張られると、雰囲気がでてきます。あとは板の部分をダークブラウンにお化粧して。
階段
キャンティレバー(片持ち梁)構造のデザインにしました。折れ曲がった板がくねくねと。。。そんなイメージです。もちろん人が乗っても大丈夫なように、ガッチリつくってます。縦材がかなり利いてますね。
室内から
景色がごちそうです。。。(お施主さん談)名ゼリフ!!早速拝借完成する頃には新緑が芽吹いて、かなりよい感じになっているでしょう!
外観
透湿防水シートが貼られました。この後、通気胴縁、外壁板を取り付けています。
室内
吹抜のところは現場の都合上簡易床をつくってますが、こんな感じで外が見えてきます。この写真だとよく分からないですね・・それは完成してのお楽しみです。給水管はポリブデン感でフレキシブルに水漏れなく。洗面室の下に設備ピットをつくっていますので、そこから配管が出てきています。
床下
左は給排水の配管。コンクリートを打って、下からの冷気や湿気を防ぎます。そして、土台回りも断熱材でしっかりふさいで、外気をカットします。(壁内の通気は取ります)フリーフロアの下には配管。上には床暖房となります。
断熱材
左は壁内。右は2階天井裏。断熱材でスッポリくるんで、その外側が通気層となります。
外壁の下地
外壁の下地にはダイライトを採用しています。筋交いだけでなく、面でしっかりと剛性を高めています。ダイライトは準不燃材なので、外壁の仕上が板張りでも大丈夫ですし、耐力壁としても活躍してくれます。しかも構造用合板と違い、通気性もありますので、コストが合えば、使いやすい素材です。
煙突
暖炉の煙突もスマートなデザインでしょ!屋内への取り合いは、二重煙突となるほか、不燃材で囲います。
上棟
二つの箱が重なり合うイメージの外観。プロポーションもなかなかです!吹抜があると、それだけで、空間が楽しくなります。
祝!上棟!!
お天気にも恵まれ、よい上棟式になりました。
型枠を外しました!
コンクリート養生後、型枠を外して、いよいよ建て方です!
型枠完了!
基礎
ベースのコンクリートを打設しました。傾斜しているのがよく分かります。
伐採
ちょっとさっぱりしましたね。こうして見ると、結構高低差があります。
地鎮祭
よい天気に恵まれました。皆さんで記念撮影!いつもそうですが、現場が始まるときの独特の高揚感と緊張感がたまりません。