暖炉と薪ストーブ

別荘地の〝冬〟を盛り上げる定番になりつつある「暖炉」や「薪ストーブ」。暖房効果はもちろんですが、非日常の‘演出’という意味でも良い仕事をしてくれます。

暖炉と薪ストーブの違い

暖炉と薪ストーブでは「暖房効果」「演出効果」に大きな差があります。 暖炉は炉がオープンになっているため、暖まった室内の空気が炉から屋外に排出されてあまり室内は暖かくならず。薪も自然に燃えてしまうので燃費がよくありませんが、薪の燃える音、におい、裸火など演出効果は高くなります。 一方、薪ストーブは炉が密閉されているので、鋳物からの射熱により遠赤外線の柔らかな暖房効果が得られます。また、暖炉とはくらべ、薪の持ちが非常に良いのも特徴です。

暖炉・ストーブライフの必需品

(左)薪(中)薪置場(右)アックス(斧)、最近は予め近所のスーパーなどで割れている薪を利用する方も多いので、必ずしも必要ではないかも知れませんが・・・。時間的な余裕があれば、「自分で木を集め、薪割りをし、乾燥させ、薪を炉にくべる」という一連のロマンを体感して欲しいです。

028 熱海伊豆山Yさんの家

ATAMI-IZUSAN Y’s HOUSE

YNH:薪ストーブ1台で、暖をとりたい!
atelier137:効果的な場所にレイアウトしてましょう。

YNH:料理もしたい!
atelier137:本格的なものだと大きくなってします・・
YNH:仰々しいものでなくて、いいんです

YNH:いっそのこと薪ストーブもオーダーしたい!
atelier137:お料理もできるように、 つくりましょう!!

025 軽井沢 Sさんの家

KARUIZAWA S’s HOUSE

SYA:おしゃれなものにしたい!
atelier137:モダンで、洗練されたものをご紹介します。

SYA:火を愉しみたい!
atelier137:ガラス面の大きなものを選びましょう!!

SYA:背面の壁は石とか、よいかなぁと
atelier137:割石っぽいのがよいですよねぇ

031 軽井沢 Tさんの家

KARUIZAWA T’s HOUSE

TH:火と風景を同時に愉しみたい!
atelier137:ストーブの背面もガラスで、 より景色を取り込みましょう!

026 高崎 Mさんの家

TAKASAKI M’s HOUSE

TAF:住宅地でも薪ストーブは大丈夫?
atelier137:クリーンバーン方式なら、大丈夫だと思います。

TAF:冬しか使わないのに、スペース取りますよねぇ
atelier137:コンパクトで能力十分ものを!

010 軽井沢 Tさんの家

KARUIZAWA T’s HOUSE

TJH:暖炉がいいなぁ
atelier137:コンクリートの架台にスチールでいかがでしょう?

TJH:暖炉があると、テレビと重心が2つできてしまうから、レイアウトが難しいんだよね・・
atelier137:そのあたりはお任せください!

008 軽井沢 Fさんの家

KARUIZAWA F’s HOUSE

FKY:傾斜地だし、薪を運ぶのも大変なので、ペレットストーブにしようかなと
atelier137:色を散りばめた空間ですので、ストーブもそれっぽいものを選びましょう!

023 軽井沢 Iさんの家

KARUIZAWA I’s HOUSE

IR:扱いやすいものがいいかなぁと
atelier137:ストーブの性能もよくなっていますので、 熟練を必要としないものをご紹介します。

IR:そういうものでも暖まる?
atelier137:もちろんです! 空気量も調整してくれますし、一旦火をつけたら、あとはストーブにお任せです。

012 軽井沢 Nさんの家

KARUIZAWA N’s HOUSE

NTK:最小限住宅なので、ストーブも邪魔にならないところに・・
atelier137:玄関土間を少し広くとって、 省スペース化を。 天井の一番高くなるところにレイアウトしましょう!

016 小諸 Iさんの家

KOMORO I’s HOUSE

ISY:火がよく見えて、モダンなカッコイイやつがいいですね!
atelier137:ですよねぇ

ISY:薪もできるだけ大きなものが入るとよいかなと
atelier137:ガラス面が大きくて、 車内も大きなものを!

028 那須Hさんの家

NASU H’s HOUSE

HT:以前使っていたストーブがとてもよいので、また使いたい!
atelier137:ぜひ! オーダーなんですねぇ!!

皆さんは、暖炉や薪ストーブ…炎を囲んで、
という経験ありますか?

バチバチッという音…揺らめく炎… なんだか気持ちもリラックスして、癒されます。 そんな炎を前に眺めているだけで、会話が弾んだり、人の距離もぐっと近くなるように感じます。 人は川のせせらぎや雲の動きなど、自然界の動きのある現象には、癒されます。(よね?) これは注意を引きつつも、「無意識」でいられるためなのだそうです。 それと同じような効果が、「暖炉の炎」にもありそうです。 ゆらゆらと炎をながめながら、ぼーっと過ごす…至福の時間です。
鈴木宏幸 アトリエ137