セカンドハウスのある暮らし

それは、都会暮らしでは味わうことのできない自然との触れ合い、豊かな時間。日常と非日常の「あいだ」にあるもの-心地よい空間がこの「あいだ」にあるものを紡いでくれます。

DESIGN

セカンドハウスのデザイン

気候風土を知ること

設計にあたり、その土地の気候風土を知ることがもっとも大切です。 セカンドハウス、別荘をもつ建て主のかたの多くは、その土地の気候風土をよく知りません。もちろん全然知らないわけではありませんが、実感として知っているかたは少ないのではないでしょうか。 夏は湿度が高く、冬は極寒・・そんな厳しい気候風土をもつ軽井沢での多くの経験が、アトリエ137の設計には活かされています。また、海には海の、山には山の・・別荘だけでなく、そこで暮らす方々の家をたくさん手掛けさせていただくことで、暮らしているかたでなければ、わからないようなお話をお聞きすることができます。この経験がアトリエ137の経験として活かされています。

ライフスタイル=セカンドハウスに

建て主のかたのことば ≠ 希望するプラン これがこれまでたくさんのかたと家づくりをしていきたアトリエ137の感想です。多くのかたは潜在的に思い描くライフスタイルを持っています。 建築そのものへのご要望だけでなく、対話のなかから潜在的に求めている暮らし方、ライフスタイルを掘り起こし、それを具体的なカタチにしていきます。

開放的な空間構成

セカンドハウスでは、ほとんどの建て主のかたが開放的な空間をご要望されます。 敷地環境が豊かな場所につくることが多いですし、それを求めてセカンドハウスを計画されるわけですから、当然のこととも言えます。それは「そと」に対してだけでなく、「うち」についても同じようです。ワンルームにより近い空間づくりが家族のきずなをより強いものにしてくれるはずです。 建築と自然、人と自然、人と人。これらの距離感を大切にしたいと思っています。

セカンドハウスのつくり方

豊かな敷地環境であっても、その場所にあった建て方をしなければ意味がありません。 「南向き」で建てるのが一般的ではありますが、セカンドハウスでは思い切って、眺望や周囲の建物との関係で、太陽の向きにこだわらずに計画することもよいと思います。南向きでない家・・建築家の腕の見せ所です。太陽の動き、風の流れなどをよく考えて、計画することが大切になってきます。 また、寒冷地では冬季の水道の凍結防止や断熱、・・海沿いのエリアなら塩害や留守中の風害など、その土地にあった建築、仕様をよく考えて、デザインすることが大切です。 工務店さん選びも、その土地の気候風土をよく知っている工務店さんがよいですね。また、別荘地では工務店さんが別荘管理も引き受けているところも多いので、別荘管理もお願いするものよいと思います。